PCオーディオの巻 その1

PCオーディオの製作記事です。

DNRH-001の改造

DNRH-001というアウトレットPCをベースに、PCオーディオ装置を組み上げます。

ベースとなるDNRH-001です。2万円弱で購入。

DNRH-001外観

DNRH-001内部

ケースが鉄板ですので、内側にアルミ箔を貼って電磁波対策をします。
アルミ箔は100円ショップで購入のアルミテープです。
効果の程は?ですが、放熱穴の部分の穴開け作業に二時間もかかって疲れました。

ケース1

ケース2

折角貼ったアルミ箔ですが、穴開けの際にアルミ屑が沢山張り付いてしまい、このままだと、マザーボードに落ちたりして危険です。
しかたないので、また二時間かけて剥がしました。
気休めとして、放熱穴以外の部分にアルミ箔を貼ることで妥協しました。

ケース3

ケースの底にも、アルミ箔を敷き詰めます。

ケース4

ケースに足が付いていないので付けてやりましょう。
このPCは、電源の熱をケース底に逃がす設計になっているので、
底に隙間を作ってあげた方が良いです。

ケース5

マザーボードを交換します。
元のマザーボードは三世代程前のもので、オーディオ目的なら十分使えます。
私の場合は、画面出力にDVIが欲しかったのと、オーディオ出力として、RCAピン出力と光出力が欲しかったので、同じVIA EPIAのEX10000EGに交換しました。
2万7千円で、PC本体より高いです。

EX10000EG

EX1000EGのメモリはDDR2なので、手持ちの1GBを使いました。

DDR2メモリ

EX10000EGの電源コネクタ位置が違うので、電源ケーブルが元のままだと届きません。
SANWA SUPPLY TK-PW77 電源延長ケーブルを使いましたが、ケーブルが太くて硬くて取り回しが大変でした。

電源延長ケーブル

元のケースのバックパネルが専用パネルなので、マザーボードに添付のバックパネルが使えません。
新マザーボードに合うバックパネルをアルミ板から切り出しました。
取り付ける時に穴位置が少しずれていることが判りました。
左端を5mmほどカットすることで対処できましたが、ネジ留めは出来なくなりました。
添付品、自作品、元のパネル

バックパネル

バックパネルの自作のついでに、eSATAコネクタを一個追加しました。
玄人志向 eSATA変換ケーブルブラケットeSATA-SATA/2Pのコネクタを外して使いました。
将来、外付けハードディスクを起動ディスクにすることが出来ます。
本当は、3.5インチハードディスクをSSDディスクに交換してスピンドルレスにしたいのですが、SSDディスクは32GBで5万円もするので、あきらめました。
PCIポートは使う予定が無く、EX10000EGにはUSBが2個しかないので、手持ちのUSBx2とEEE1394x1付きブラケットを使って増設しました。
写真の左上がeSATAコネクタで、左下がUSBx2コネクタです。

eSATAコネクタ

完成した後ろの写真です。
手書き文字がきちゃないですね。

後ろ姿

電源部も少しいじりましょう。
117/220V切り替え用ケーブルが出ていますが、国内でしか使わないし、じゃまなので
ケーブルを切断しました。ショートしてやると117Vとなります。
EX10000EGのボード上にはRS232Cコネクタが無いので、UPS用のRS232Cケーブルを外しました。
電解コンデンサなどに銅箔を貼り付けました。なんちゃっての低周波の電磁波対策です。
電源部とマザーボードの間を、銅箔を張り付けたアルミ板で仕切りました。

電源部

3.5インチハードディスクをSATAの2.5インチハードディスクに交換します。
発熱と騒音の低減が狙いです。
SANWA SUPPLY TK-AD40STN 2.5インチHDDアダプタフレームセットのフレーム部だけを使います。
このフレームですが、取り付け用穴が3.5インチハードディスクと一致していませんので、
3.5インチハードディスクを固定していた板に電動ドリルを使って2か所穴を開けました。
電源ケーブルもSATA用に変換ケーブルが必要です。手持ちのケーブルを流用しました。

2.5インチハードディスク

電源スイッチの追加です。
このPCはPOS用なので通常の電源スイッチが付いていません。後ろのメインスイッチでON/OFFします。
エーモンの1577プッシュスイッチという自動車部品用スイッチを選びましたが、
ロックなしのプッシュスイッチは探しましたが、これしかありませんでした。
フロントパネルに10mmの穴を開けて、プッシュスイッチを取り付けます。
ナットをあまりきつく締めすぎると簡単に壊れます(経験済み)。ほどほどにしておきましょう。
スイッチから出ている2本の線をボード上のPWR-SWコネクタに接続します。私は余っていたケースの
PWR-SWケーブルを切り取って利用しました。

電源スイッチ1

電源スイッチ2

完成しました。

内部の外観です。

内部の外観

前からの外観です。

前からの外観

後ろからの外観です。

後ろからの外観

最後に、
PCオーディオは人によってそれぞれ違うものになると思います。
私の場合は、手軽に操作できて、ほどほどの音が聴ければ満足なので、
その辺りが目標です。

iTunesの操作性が気に入っているので、どうしてもiTunesを使いたいです。
iTunes7.02+Multi-Pluginでfoobar2000の出力部を利用する方式を採用します。
foobar2000ならASIOドライバを呼び出せるので音も良いはずです。
Multi-Pluginが最新iTunesに対応していないので、古いiTunesを使わざるをえないのが残念です。

Frieve Audioは、iTunesに比べて操作性が悪いのと、CPU負荷が高そうなので常用にはしないと思います。

iTunesの音はやっぱり駄目みたいなので、Frieve Audioで楽しむしか方法はなさそうです。

貸し出し中のやなさんPCがそろそろ戻ってきますので、改造の準備をします。

SSDの安い物が売っていたので速攻で購入しました。新製品ですが品不足で見つけた時に購入しないと直ぐに売り切れになってしまいます。
30GBで3万4千円です。アクセス速度もそこそこなので、2.5インチHDDよりは速いかも。

SSD

サウンドカードを内蔵するために、PCI延長ケーブルも入手しました。
サウンドカードの方は、まだ何にするかを検討中です。

PCI延長ケーブル

メモリも熱くなると困るので、メモリクーラーも用意しました。
アルミ製と銅製がありますが、どちらにしたら良いか悩みましたが、取りあえず両方を購入しました。
銅製の方が放熱効果が高そうなのでこちらを使います。

メモリクーラー

サウンドカードは、RME DIGI 96/8 PSTをヤフオクでゲットしました。

RME改造前

いつものように銅箔を貼りましょう。

RME改造後

PCIソケットに延長ケーブルを使ってセットしました。
UPSバッテリーはじゃまになるので外してあります。

RMEセット

PCIソケットに刺さっていたUSBとIEEEソケットはどうなったかというと、USBはバックパネルの左上に追加しました。

USBポート

IEEEは、ケースの左後ろに穴を開けて追加しました。

IEEEポート

電源部分の発熱が気になって、ハードディスクの温度を測定したところ、
アイドル状態で40度以上ありました。時間と共に更に上昇していく感じです。
このままだとハードディスクが壊れてしまいますので、UPSバッテリーがあった
場所に移動しました。ハードディスクの温度は32度です。尚、ケースは1mmぐらい閉まりません。
電源部分を覆っていたものが無くなったので、電源も含めて全体的に温度が低くなりました。
本当なら外付けUSBハードディスクにしたいのですが、このマザーボードでは
外付けUSBハードディスクへのWindows XPインストールが途中で失敗してブルースクリーン
になります。BIOSも最新で、これ以上打つ手がないので、暫くは様子見とします。

ハードディスク引っ越し

結局、やなさんPCはマザーボードを元に戻して、さる方の元へ里子に出しました。
残ったマザーボードは、「PCオーディオその3へ」の新ケースに入れることにしました。
ということで、ここはこれで終了となります。