WebAutoの概要
- WebAuto(ウェブオート)は、事前に登録したURLのインターネット上のホームページを自動的に巡回して、指定のフォルダ下にホームページの内容(ファイル)を保存するWWWオートパイロットソフトウェアです。
- 巡回が終わってから、Webブラウザを起動して、ローカルファイルとして保存されたホームページをオフラインで高速に読むことができます。
- タイマ予約機能を使うと、インターネットの空いている時間帯に自動的に巡回出来て、より経済的です。
勿論、マシンの前にいる必要もありません。
WebAutoの画面イメージ
WebAutoの特長
- 自動ダイヤルアップIP接続
システムのダイヤルアップIP接続を使って巡回前にダイヤルアップ接続をしなくても、WebAutoが自動的にダイヤルアップIP接続をして巡回します。
巡回終了後は切断(フックオン)も行います。
ダイヤルアップIP接続を使わないLAN接続による巡回も出来ます。 - 自動巡回
定期的に見たいホームページを自動で巡回します。
毎回、毎日、曜日指定、日指定による定期的な巡回も行えます。 - 選択巡回
一時的に見たいホームページだけを自動で巡回します。 - 差分更新
更新されたホームページのみを巡回できます。
更新されたファイルだけを取得しますので、より高速な巡回を実現します。 - レジューム機能
途中まで読込んだファイルを、次の巡回時に続きから読込むことができますので、大きなファイルの読み込みを中断しても効率的に読み直します。 - 巡回エラーリトライ機能
巡回中にファイルの読み込みに失敗した場合、巡回終了時に再びエラーのあったURLだけを巡回します。 - 定期間隔巡回
定期的な時間間隔(例えば2時間毎)で、自動巡回または選択巡回できます。
- 起動時巡回開始
WebAuto起動時に、自動巡回または選択巡回を開始できます。 - タイマ予約
巡回開始する時間を予約設定しておき、予約時間になると自動巡回または選択巡回することができます。
巡回後は、システムをシャットダウン(電源断)も出来ます。 - Webブラウザ閲覧
巡回保存データのホームページを、Webブラウザを起動してオフラインで閲覧できます。
まだ閲覧していないホームページだけをインデックスページにまとめて閲覧することも出来ます。 - サイトツリー
巡回保存データのホームページからのリンクに従って、データ構成をツリー表示(サイトツリーといいます)します。 - スライドショー
サイトツリー画面上で指定したデータ以下を、Webブラウザで使って自動的に順番に切り替えてローカル閲覧できます。 - 多階層フォルダ管理
巡回したいURLをジャンル別に集めてフォルダに登録できます。
フォルダはURLリストフォルダ下にサブフォルダを多層に作成でき、自由に名前を付けれます。
フォルダ単位に巡回するしないかの指定も出来ます。 - マルチスレッドによる高速巡回
最大10個の通信スレッドを使って複数URL・複数ファイルを同時に並行して高速巡回します。
ページファイルの解析も並行処理しますので、他のオートパイロットソフトと比べても高速な巡回を実現しています。 - 巡回後のお知らせ機能
巡回後に読込まなかったファイルがあった場合、[URLアイテムの変更]の「巡回結果」タグのお知らせ欄で、その原因とアドバイスをお知らせ表示します。
設定をどうしたらよいかをアドバイスしますので、次の巡回での読み落としを無くせます。 - URL毎のエラー情報保存
最後の巡回のエラー情報を、環境ディレクトリのErrorサブフォルダ下に、URL毎にerrXXXXX.txt(XXXXXは数字)ファイルに保存できます。
[URLアイテムの変更]の「巡回エラー」タグで、巡回エラー情報として表示します。 - ダウンロード機能
「ダウンロード専用リスト」フォルダ下にURLアイテムを登録して、巡回に失敗した画像ファイルやダウンロードファイル(実行ファイルなど)だけを読込む機能です。 - 巡回したくないURLの登録
「巡回しないURLリスト」フォルダ下にURLアイテムを登録して、巡回時にそのURLまたはそのURL以下のページは読込まなくできます。 - プロキシサーバー対応と認証対応
プロバイダなどが用意しているプロキシサーバー(HTTP用とFTP用があります)を利用できます。
URLアイテム毎にプロキシサーバーを登録することも可能です。
プロキシサーバーを利用すると、プロキシサーバーのキャッシュ機能により、オリジナルのホームページより高速に読み込めます。
また、認証プロキシサーバーにも対応しています。 - 認証ホームページ対応
認証(ユーザ名とパスワードを必要とする)ホームページも巡回できます。 - BUNKASHA ONLINE対応
FORMによる会話形式で認証を行うページも、V3.20からPADファイルを用意しなくても巡回できるようになりました。 - CGI(Common Gateway Interface)使ったページに対応
CGIを利用した巡回カウンタを持つページ(XXXXX.CGIやXXXX?YYYY)を見ることが出来ます。
CGI読込みはCGIサーバーに負荷を掛けないように、1度に1つのファイルだけしか読まないようにしています。 - Javaアプレット対応
Javaのアプレットを使ったホームページを見ることが出来ます。 - JavaScript対応
Javaスクリプトのリンクに関連した文法解析だけを行なってリンク先を読み込みます。
また、VBScriptもある程度の再生が可能です。 - ActiveX対応
ActiveXを使ったホームページを見ることが出来ます。 - クリッカブルマップ対応
CGI(Common Gateway Interface)の機能を使ったクリッカブルマップを見ることができます。 - FTP対応
anonymous(匿名)FTPのファイルをダウンロード出来ます。
FTPのディレクトリが指定された場合は、そのディレクトリ一覧をインデックスページとして作成します。 - HTTPS対応
セキュリティHTTP(先頭がhttps://で始まるURL)もHTTPと同様に読込めます。 - VRML(仮想空間)対応
VRMLも読込めるので、VRMLを使ったページを見ることが出来ます。 - HTTP RealAudio対応
HTTPを使ったストリーミング再生のRealAudioに対応しました。 - ROBOTS.TXTのチェック
WebAutoのような自動巡回ソフトはWebロボットとして分類される場合があります。
サイトによっては、ロボットによるアクセスを制限しており、これを無視して巡回すると最悪の場合は永久的にアクセス禁止に設定されます。
WebAutoではこの問題に対処するために、巡回に先立ってロボットのアクセスを制限する情報が設定されたROBOTS.TXTファイルをチェックすることにしました。 - サウンド機能
色々な場面にサウンドを割り当てて、巡回開始や巡回終了などを音声で知らせることができます。